NY銅:下落-対中直接投資減や世界成長見通し引き下げ響く

16日のニューヨーク銅先物相場は下 落し、2週間ぶりの安値を付けた。世界最大の金属消費国である中国へ の海外からの直接投資が2012年に減少したことに加え、世界銀行が世界 経済の成長見通しを下方修正したことが響いた。

中国商務省の16日の発表によると、昨年の海外から中国への直接投 資は09年以降初めて減少した。景気減速に加え、労働力が割安な市場に 製造業者が拠点を移したことが響いた。世銀は同日公表した報告書 で、13年の世界経済の成長率見通しを2.4%とし、昨年6月時点の予想 の3%から引き下げた。12年の成長率は2.3%だったとしている。

スタンダード・バンクのアナリスト、ウォルター・デウェット氏 (ロンドン在勤)は16日のリポートで、「不動産価格や労働コスト、主 要都市での環境問題が、生産拠点としての中国にとって大きなマイナス となりつつある」と説明した。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のCOMEX部門の銅先物 3月限終値は前日比0.9%安の1ポンド=3.6065ドル。一時3.5995ドル と、昨年12月31日以来の安値を付けた。年初来では1.3%値下がりして いる。

原題:Copper Falls on Drop in China Investment, World Bank Forecast(抜粋)

--取材協力:Agnieszka Troszkiewicz.

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