ミネアポリス連銀総裁:成長・雇用促進でさらなる措置必要

米ミネアポリス連銀のコチャラコタ 総裁は、経済成長と雇用を促進するため連邦準備制度が一段の措置を講 じる必要があり、失業率が5.5%に低下するまで政策金利をゼロ近辺に 維持すると約束すべきだと述べた。

同総裁は16日、ミネソタ州イーデンプレーリーで講演し、「金融政 策は現在、十分に緩和的ではない」と指摘。「失業率が5.5%を上回る 水準にとどまる限り、中期的なインフレ見通しは2%近くで推移するこ とを歴史的な証拠は示している」と語った。前日行った講演と同じ内容 だった。

コチャラコタ総裁は質疑応答で、連邦準備制度が月850億ドル(約 7兆5100億円)の資産購入のペースを緩めたり、停止したりしても、金 利は低水準にとどまるだろうと述べた。こうした証券を保有し続けるか らだとした。

「資産購入をやめたとしても、金利に下向き圧力をかけることにな る。大量の資産を保有し続けるからだ」と説明。金利を押し下げている のは連邦準備制度が保有する資産の「ストックであり、フローではな い」と語った。

同総裁は、金融当局による資産売却を投資家が予測し始めれば、金 利は押し上げられると指摘。「ただ、金利上昇の速度は当然ながら、わ れわれがどの程度の速さで売却するかによる」とし、金利の急上昇につ ながらないよう「賢明で、責任ある方法で実施する」と述べた。

原題:Kocherlakota Says Fed Should Ease Policy More to Spur Hiring (1)(抜粋)

--取材協力:Aki Ito.

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