ドイツ10年債は3日続伸、順調な入札で-ポルトガル債も高い

16日の欧州債市場ではドイツ10年債 が3日続伸した。40億ユーロ相当の新発10年債の入札で、需要が前回入 札時よりも高かったことが手掛かり。

ドイツ2年債は1週間ぶりに上昇。同国政府が今年の経済成長率見 通しを下方修正したことを受け、域内で最も安全とされる同国債の魅力 が増した。スペイン国債は下落。ルクセンブルクのユンケル首相は、ユ ーロ高が欧州経済を脅威にさらしていると発言した。証券入札で借り入 れコストが低下したポルトガルの2年債は大幅高となった。

KBCバンクの債券ストラテジスト、マティアス・ファンデルユフ ト氏は「応札額が昨年の平均を上回り、入札での発行額は良い水準だっ た」と述べ、「ドイツ国債は利回りが最近上昇していたので、妙味が比 較的増していた」と付け加えた。

ロンドン時間午後4時27分現在、既発のドイツ10年債利回りは前日 比1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の1.5%。11日に は1.61%に達し、昨年末の1.32%をかなり上回っていた。同国債(表面 利率1.5%、2022年9月償還)の価格はこの日、0.07上げ100.025。2年 債利回りは1bp低下の0.13%。前日までの4営業日で8bp上昇し た。

この日行われた2023年2月償還債(表面利率1.5%)の入札で、応 札倍率は1.7倍となった。昨年11月21日の前回入札時は1.51倍。平均落 札利回りは1.56%、前回は1.40%だった。

ポルトガル2年債利回りは前日比13bp低下の3.54%。同国政府は 今年初めての証券入札で3、12、18カ月物を計25億ユーロ発行した。落 札利回りは前回入札時を下回った。

原題:German Bunds Rise Third Day After Debt Sale; Portugal Notes Gain(抜粋)

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