米ゴールドマン:10-12月の純利益ほぼ3倍-投資収入が寄与

米ゴールドマン・サックス・グルー プの2012年10-12月(第4四半期)決算は、利益が前年同期に比べほぼ 3倍に増えた。自社資金による投資の収益が寄与した。通年では09年以 来で初めて増収となった。

16日の同社発表によると、第4四半期の純利益は28億9000万ドル (約2550億円)と、前年同期の10億1000万ドルから増加。優先株配当の コストを含めたベースでの普通株主帰属の利益は28億3000万ドル(1株 当たり5.60ドル)。前年同期は9億7800万ドル(同1.84ドル)だった。 ブルームバーグ・ニュースがまとめたアナリスト26人の予想平均は1株 当たり3.66ドルの利益。予想のレンジは2.56-4.80ドルだった。

株式相場の回復とヘッジファンド管理部門の売却益5億ドルが寄与 し、1-6月(上期)には05年以来の低水準だった収入が回復した。

普通株の株主資本利益率(ROE)は12年に10.7%と、11年 の3.7%から上昇した。ロイド・ブランクファイン最高経営責任者 (CEO)は発表資料で「当社の戦略的な立ち位置が、成長と優れたリ ターンを生み出すための堅固な基盤となっている」と説明した。

通期収入は前年比19%増の342億ドル。通期利益は同68%増え74 億8000万ドルとなった。普通株主帰属利益は191%増の72億9000万ドル (1株当たり14.13ドル)。

報酬費用は6%増

費用の中で最大の項目である報酬費用は6%増え129億ドル。12年 通期収入に占める割合は38%と、11年の42%を下回った。

第4四半期の収入は前年同期比53%増の92億4000万ドル。営業費用 は3%増だった。

株・債券・不動産・プライベートエクイティ(PE、未公開株)・ ヘッジファンドなどへの自社の投資を含む投資・融資部門の第4四半期 の収支はプラス19億7000万ドル。通年はプラス58億9000万ドルと前年 の21億4000万ドルから増えた。

第4四半期のセールス・トレーディング収入は前年同期比42%増。 通期は前年比5%増加した。債券・通貨・商品トレーディング収入は第 4四半期に50%増の20億4000万ドル、通期は10%増え99億1000万ドルだ った。

原題:Goldman Profit Exceeds Analysts’ Estimates on Investments (1)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE