ロンドン外為:円続伸、ユーロは続落-日欧からけん制発言

16日の外国為替取引で円相場は続 伸。2日間での対ドルで昨年5月以来の上昇幅となっている。日本銀行 の追加金融緩和やインフレ目標引き上げへの期待から今週は一時2年余 ぶり安値を付けたが、日本と欧州から円安・ユーロ高をけん制する発言 が相次ぎ、21、22両日の日銀会合で打ち出される措置が投資家の期待ほ どでないことへの懸念が強まっている。

甘利明経済再生担当相は15日、過度の円安の家計への影響懸念に言 及。また、日本経済新聞は16日、自民党の石破茂幹事長が、円安が一部 業界に悪影響を及ぼす可能性を指摘したと報じた。欧州ではユーロ圏財 務相会合(ユーログループ)のユンケル議長(ルクセンブルク首相兼国 庫相)が15日、ユーロは「危険なほど高い」水準にあると発言した。

ロンドン時間午前6時55分現在、円は対ドルで0.7%高の1ドル =88円19銭。前日は0.8%上昇し、2日間での上昇は昨年5月18日以来 で最大となっている。14日には89円67銭と2010年6月以来の円安水準に 達していた。

ユーロは対ドルで0.1%安の1ユーロ=1.3289ドル。前日は0.6%下 落した。対円は0.7%安の1ユーロ=117円18銭。

原題:Yen Heads for Biggest Two-Day Advance Since May Before BOJ Meets(抜粋)

--取材協力:大塚美佳、小宮弘子、Susan Li.

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