【テクニカル分析】ドル・円は下値支持線での攻防に-88、87円めど

IGマーケッツ証券の為替担当アナ リスト、石川順一氏によると、ドル・円相場は上昇基調の中で短期的な 調整局面に入っており、1ドル=88円と87円ちょうど前後が目先の下値 めどとなる見通しだ。

石川氏は16日のインタビューで、ドル・円相場は緩やかな上昇基調 にあるが、日本銀行が21、22日に開く金融政策決定会合までは「エアポ ケット状態となり、ごく短期的には下向きだ」と指摘。「昨年11月中旬 から下値支持線として機能してきた一目均衡表(日足)の転換線を終値 ベースで完全に下抜けるかがポイントだ」と語った。

足元で88円25銭前後にある同水準を明確に下抜けた場合には「87円 台を維持できるか否かの攻防になる」と、石川氏は分析。86円80銭台に ある21日移動平均線を終値ベースで割り込まなければ87円台で下げ止ま ると予想した。仮に同水準も下抜けると、政財界の要人が適正水準の下 限と指摘する85円ちょうど近辺が下値めどになるという。

ドル・円相場は14日に一時89円67銭と2010年6月以来の高値を記 録。11月14日の安値から約2カ月間で13%上昇した。一目均衡表(日 足)では、①やや短期的な方向性を示す転換線が基準線を上回る②相場水 準が2本の先行スパンに挟まれた「雲」より上にある③遅行スパンが相 場水準を上回る-いわゆる「買い3役」の状況にある。

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