インドの銀行システムは脆弱、資産劣化や資本不足で-IMF

インドの金融システムは景気減速を 背景に銀行の資産劣化と資本不足によって脆弱(ぜいじゃく)な状態に ある。国際通貨基金(IMF)が16日、こう指摘した。

IMFは声明で、「金融システムにとって主な短期的リスクは、銀 行資産の質悪化のほか、システム上の流動性が再び圧迫されていること だ」と説明。ただ、ストレステスト(健全性審査)を見ると、リスクは 今のところ「管理可能」だとしている。IMFは2012年2月のインドの 金融安定に関する審査をまとめた。

IMFは、金融業界に対する国の関与拡大によって政府は銀行損失 のリスクにさらされており、経済成長にブレーキがかかっていると分析 した。インドは国内社債市場の発展を促進し、資金調達源を広げる必要 もあるとしている。IMFは昨年10月、今年のインド経済成長率が6% になるとの見通しを示した。

原題:India’s Banks Vulnerable as Slowdown Cuts Capital, IMF Says (1)(抜粋)

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