インテルもGEも軒並み討ち死にか-10-12月米企業業績予想

インテルやゼネラル・エレクトリッ ク(GE)など米企業の多くは利益の落ち込みに見舞われ、年央まで改 善する兆しがほとんど見えない。ぜい弱な世界経済や米議会の手詰まり 感が業績への重しとなっている。

ブルームバーグがまとめたアナリスト予想によれば、半導体世界最 大手インテルが今週発表する決算は3年半ぶりの大幅減益となる一方、 GEの利益は3四半期ぶりの低い伸びにとどまる見込み。

S&P500種株価指数の構成企業の10-12月期の増益率は2.5% と、2009年以降で2番目に低くなると予想されている。人員削減の結果 増益が見込める金融業を除けば0.4%となる見通しだ。回復は4-6月 からとなるもよう。雇用と住宅市場が改善し、政府歳出をめぐる問題の 不透明感も薄れることから、アナリストらは同四半期には増益率 が8.2%に上昇するとみている。

シルバークレスト・アセット・マネジメント・グループ(ニューヨ ーク)のスタンリー・ナビ副会長は、「多くの企業が財政の崖問題の行 方を見極めるまで設備投資のペースを落としてきた」と指摘。その上 で、「雇用が拡大するにつれて、収入を得て支出する人が増えている。 これが景気を支えている。企業は売り上げが増えるため利益も増えるだ ろう」と述べた。

米キーコープのプライベートバンキング部門の調査ディレクター、 ニック・ライチ氏は、過去半年間で企業は10-12月期の増益率見通しを 9%から2.5%に引き下げたと説明した。

パターンに変化も

今週から企業の決算発表が本格化する。ライチ氏は、大半の企業が 前四半期の自社見通しを上回る業績を発表する一方で、今四半期の目標 を引き下げると予想する。ただ、過去6四半期続いたこうしたパターン は近く変わる可能性があるという。

ライチ氏は電話取材で、「企業の業績見通し下方修正は3、6、9 カ月前ほど急激なものではない」と指摘。向こう2、3四半期、大多数 の企業は予想を上回るだけでなく業績見通しの変更が不要になるだろう と述べた。

GEが18日発表する10-12月期の1株当たり利益は、アナリスト予 想平均で43セント。数カ月前は47セントが見込まれていた。インテル が17日発表する同四半期の1株利益は約29%減の46セントの見通し。

マイクロソフトが来週発表する同四半期の純利益は約3%減の64 億2000万ドルの予想。アップルも3.7%減の1株13.35ドルと、ほぼ10年 ぶりの減益見通しだ。キャタピラーの1株利益も26%減の1.71ドルと、 3年ぶりの減益が見込まれている。

原題:Intel to GE Stuck in Earnings Slump as U.S. Rebound Stalls (1)(抜粋)

--取材協力:Tim Catts、Wendy Soong、Shruti Date Singh、Mary Jane Credeur、Ian King、Adam Satariano、Dakin Campbell、Dina Bass.

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