ハリー・ウィンストン:高級品部門売却、ダイヤ採掘に投資へ

カナダのハリー・ウィンストン・ダ イヤモンドは、高級品小売り部門を約10億ドル(約890億円)でスイス の時計メーカー最大手、スウォッチ・グループに売却することで合意し た。これにより、ダイヤ採掘事業への投資拡大のための手元現金を確保 することになる。

ハリー・ウィンストンのロバート・ガニコット会長兼最高経営責任 者(CEO)は14日、カナダ北部にあるダイアビック鉱山の権益の60% を英豪系リオ・ティントから取得することに関心を示した。残りの権益 はハリー・ウィンストンが保有している。

BMOキャピタル・マーケッツのアナリスト、エドワード・スター ク氏(ロンドン在勤)は「採鉱事業では小売り事業を上回る利ざやを稼 ぐことが可能だ」と指摘。「極めて的確に将来性を見通しており、今回 の売却により短中期的に収益性が高まる可能性があるとみているよう だ」と述べた。

世界の2大鉱山会社、豪英系BHPビリトンとリオ・ティントはダ イヤ採掘事業からの撤退を検討していることを明らかにしている。一 方、ハリー・ウィンストンはダイヤ資産の拡大を目指している。

原題:Harry Winston to Use Swatch Cash for Diamonds: Corporate Canada(抜粋)

--取材協力:Jesse Riseborough、Thomas Biesheuvel、Yuliya Fedorinova.

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