機械受注は2カ月連続増加、予想上回る-内閣府「全体は弱含み基調」

昨年11月の機械受注は、前月比で2 カ月連続して増加した。上昇率は事前予想を上回ったものの、海外経済 の減速などを背景に投資拡大の足取りは重く、内閣府は「全体としては 弱含み基調が続いている」との基調判断を示した。

内閣府が16日発表した11月の機械受注統計(季節調整値)による と、民間設備投資の先行指標となる「船舶・電力を除く民需」は前月 比3.9%増の7321億円となった。ブルームバーグ・ニュースの事前調査 による予測中央値は前月比0.3%増。

機械受注は、企業が設備用機械をメーカーに発注する段階で集計す るため、実際の設備投資に半年程度先行するとされる。

みずほ総合研究所の風間春香エコノミストは統計発表前のリポート で、「製造業を中心に設備投資に対する慎重姿勢は根強いものの、サー ビス業など非製造業からの受注は増加が続くとみられる」と指摘。「船 舶・電力を除く民需全体では2カ月連続の前月比プラスとなるだろう」 との見方を示した。

政府は12月の月例経済報告で、景気の基調判断について「世界景気 の減速等を背景として、このところ弱い動きとなっている」とし、前月 から据え置いた。項目別では鉱工業生産を1年4カ月ぶりに上方修正し たほか、個人消費や住宅建設の判断を引き上げた。一方で、設備投資や 公共投資、輸出、企業収益、業況判断を下方修正した。

--取材協力:. Editors: 小坂紀彦, 淡路毅

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