メリル機関投資家調査:日本株配分がオーバーウエートへ転換

グローバル機関投資家の日本株に対 する配分が従来の「アンダーウエート」から「オーバーウエート」にな ったことが、米BOAメリルリンチが実施した調査で明らかになった。

同社による1月のファンドマネジャー調査リポートによると、日本 株の配分状況を示すネットバランスがプラス3%(オーバーウエートか らアンダーウエートを引く)になった。マイナス20%だった前月に比 べ23ポイント改善。オーバーウエートは2011年7月以来、1年半ぶりと なった。

同時に今後1年間にオーバーウエートしたい投資家も増加。企業の 業績見通しもプラス4%と、前月から22ポイントの改善と先行きを明る いとする判断が増加傾向にある。

メリルリンチ日本証券の神山直樹株式ストラテジストは、「日本株 のオーバーウエートは通常、米国の雇用が改善したときになりやすい」 と指摘。ただ今回は、「日本のリーダーシップの変化で、日本の方が投 資対象として良いと思っている投資家もいる」と話した。

神山氏によると、オーバーウエートの度合いはまだ大きくなく、実 質的にはアンダーウエートをニュートラルに戻した程度であり、安倍新 政権の「政策が成果を上げそうならオーバーウエートになっていく可能 性が高い」と言う。

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