プラチナ価格、昨年4月以降で初めて金上回る-南アで減産

プラチナ価格が3カ月ぶりの高値に 上昇し、昨年4月以降で初めて金を上回った。世界最大のプラチナ生産 会社が減産する方針を示したことが要因。

プラチナ生産最大手のアングロ・アメリカン・プラチナムは15日、 操業見直しの結果、南アフリカ共和国で鉱山シャフト4カ所を遊休状態 とし、年間40万オンスを減産する方針を示した。減産分は世界の総生産 量の約7%に相当する。プラチナは主に自動車の触媒コンバーター(浄 化装置)と宝飾品に利用される。英バークレイズは先月、プラチナ供給 が今年、3万8000オンス不足するとの見通しを示した。

アーチャー・フィナンシャル・サービシズの市場担当シニアストラ テジスト、アダム・クロフェンシュタイン氏(シカゴ在勤)は電話イン タビューで「きょうのニュースで市場への供給がさらに不足するとの見 方が強まり、プラチナが買い進められた」と指摘。「他の貴金属も強含 んでいる」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のプラチナ先物4月限終値 は前日比1.9%高の1オンス当たり1689.90ドル。一時は1706.80ドル と、中心限月としては昨年10月9日以来の高値を付けた。COMEX部 門の金先物2月限終値は0.9%高の同1683.90ドル。

原題:Platinum Tops Gold for First Time Since April on Production Cuts(抜粋)

--取材協力:Paul Burkhardt.

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