【個別銘柄】GSユアサ安い、ニコンやFリテイリ軟調、ニトリ高い

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きょうの日本株市場で、株価変動材 料の出た銘柄の終値は以下の通り。

ジーエス・ユアサコーポレーション(6674):前日比4.5%安の321 円。きょう午前にボーイング787が緊急着陸した問題に関して、全日 本空輸は運航中に操縦室でバッテリー関連のメッセージが出たことを記 者会見で明らかにした。今月初旬、同型の日本航空機で出火・燃料漏れ が発生した際に、GSユアサは搭載しているバッテリー製品が同社製で あることを明らかにしていた。

ニコン(7731):4.6%安の2538円。クレディ・スイス証券は15日 付のリポートで、円安による恩恵を織り込んでも現状株価が目標株価 (2600円)水準に達していると指摘し、投資判断を「アウトパフォー ム」から「中立」に引き下げた。また、従来15-20%の成長が来期に期 待されていたレンズ交換式カメラの販売が、新興国経済の鈍化に伴い若 干陰りを見せ、10-15%成長にとどまる、との見方を示した。

ブラザー工業(6448):5.7%安の909円。クレディ・スイス証券 は15日付のリポートで、目標株価(800円)と現状株価とのかい離幅や セクター内での相対的なモメンタムの弱さを勘案するとして、投資判断 を「中立」から「アンダーパフォーム」に引き下げた。収益柱であるマ シナリー&ソリューションで、工業用ミシンと産業機器の両サブセグメ ントが会社計画を下回っているとみられる、と指摘した。

ファーストリテイリング(9983):4.6%安の2万2720円。ゴール ドマン・サックス証券は、足元の株価上昇で目標株価(2万4500円)と のかい離が小さくなったとして、15日付で同社の投資判断を「買い」か ら「中立」に引き下げた。

塩野義製薬(4507):1.5%高の1593円。野村証券は16日付の投資 家向けメモで、円安の為替動向を反映させるほか、12年12月に欧米に申 請した次世代インテグレース阻害薬「ドルテグラビル」の業績貢献を見 直したとして、投資判断を「中立」から「買い」に、目標株価を1200円 から2000円に引き上げた。

昭和電工(4004):4.8%安の140円。バークレイズ証券は15日付で 目標株価を180円から170円に引き下げた。ハードディスクと人造黒鉛電 極を中心に、エレクトロニクスや無機化学の営業利益予想を減額し、13 年12月期連結営業利益予想を従来の520億円から400億円に引き下げた。 投資判断「イコールウエート」は継続。

出光興産(5019):2.2%安の7590円。ベトナム・ニソン製油所の 建設計画を決定した、と15日に発表した。建設費用や運転資金、ファイ ナンスに必要な費用を含めた事業総額は90億ドル(約8000億円) で、2013年夏に着工、17年第2四半期の操業開始を目指すとしている。 SMBC日興証券は、当初は事業総額が約58億ドルとされており、事業 予算が拡大した印象を受け、ネガティブとの見方を示した。

ニトリホールディングス(9843):3.9%高の6700円。ゴールドマ ン・サックス証券は15日付で同社の投資判断を「中立」から「買い」に 引き上げた。近年の苦戦は内部革新が止まったためだが、復活へ向けた 施策が出始めていると指摘。復活への強い意気込みを考慮すれば業績へ の過度の懸念は後退し、売られすぎた株価の戻りを期待できる、との見 方を示した。

不二越(6474):5.1%安の318円。中国の建設機械分野や産業機 械・市販分野の停滞の影響を受けて、部品事業が大幅な減益となり、12 年11月期の連結営業利益は従来計画を18%下回る106億円だった、と15 日に発表した。前期比では27%減。円高による輸出採算の悪化や海外事 業拡大に伴う固定費の増加も収益を圧迫した。13年11月期は前期 比8.1%増の115億円を見込んだ。

サカタのタネ(1377):4.1%安の1078円。13年5月期の連結営業 利益計画を従来に比べ30%減額して19億円を見込む、と15日に発表し た。前期比では5.4%の増益計画が一転、26%の減益になる見込み。米 国での売上原価や販売管理費などの増加を受けて12年6-11月期が減益 だったことを織り込んだ。

北興化学工業(4992):12%高の268円。販売費や一般管理費の削 減により、12年11月期の連結営業利益は前の期に比べ7.6%増の7億800 万円だった、と15日に発表した。13年11月期は水稲除草剤の販売回復、 医農薬中間体を含むファインケミカルの海外強化と採算改善を図ると し、前期比82%増の12億9000万円を見込んだ。

エイチ・ツー・オーリテイリング(8242):8.2%安の699円。ゴー ルドマン・サックス証券は15日付で同社の投資判断を「買い」から「中 立」に、目標株価を1000円から770円に引き下げた。うめだ店のグラン ドオープン後の売り上げ予想を引き下げ、13年3月期の連結営業利益予 想を135億円から会社計画並みの110億円に下方修正した。

ドトール・日レスホールディングス(3087):2.1%高の1177 円。12年3-11月期の連結純利益が前年同期比42%増の31億2800万円だ った、と15日に発表した。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は、星 乃珈琲への業態転換は着実に進んでいるほか、コーヒー豆原価低減効果 もあり、来期業績には期待が持てると評価し、目標株価を1100円か ら1200円引き上げた。

レディ薬局(3027):制限値幅いっぱいのストップ高となる4万円 (22%)高の21万8800円。業績動向などを勘案し、1株当たり1000円を 計画していた13年2月期末配当を2000円に増額、年間でも2000円か ら3000円に上積みすると15日に発表した。また、2月28日時点での株主 を対象に1株を500株に分割した上で、売買単位を100株とする単元株式 制度を採用する方針も示した。

藤森工業(7917):9.8%安の2143円。公募増資と第三者割当増資 で、発行済み株式総数の約11%に当たる195万5000株を新規発行する、 と15日に発表した。調達資金(最大42億6800万円)は設備投資や短期借 入金の返済資金に充てる計画。1株当たり利益の希薄化などを嫌気する 売りが膨らんだ。

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