欧州株:ほぼ変わらず、米財政協議を警戒-スペイン入札は順調

15日の欧州株式相場はほぼ変わらず となった。米債務上限をめぐる協議が景気回復に水を差すとの懸念が強 まったほか、ドイツの経済成長率が予想を下回った。スペイン政府証券 入札は発行額が目標を上回った。

上期の純トレーディング収入が落ち込んだ英金融IGグループ・ホ ールディングスは1.1%下げた。ドイツの経営管理ソフトメーカー、 SAPは6カ月ぶりの大幅安。利益がアナリスト予想を下回ったことが 売り材料。仏工業用ガスメーカーのエア・リキードは1%安。バンク・ オブ・アメリカ(BOA)による投資判断引き下げが嫌気された。一 方、スウェーデンの衣料小売り、ヘネス・アンド・マウリッツ(H& M)は3.6%上昇。アナリスト予想を上回った売上高が買いを誘った。

ストックス欧州600指数は前日比0.1%未満安の285.97で終了。年初 来上昇率は2.3%となっている。

アリアンツ・グローバル・インベスターズのルーシー・マクドナル ド最高投資責任者(CIO、株式担当)はブルームバーグテレビジョン のインタビューで、「財政の崖をいったん先送りした安堵(あんど)か ら相場は上昇した」と述べた上で、「財政の崖と債務上限に焦点が戻る だろう。休止への手掛かりとなる可能性がある」と続けた。

この日の西欧市場では18カ国中11カ国で主要株価指数が下落。仏 CAC40指数は0.3%、ドイツのDAX指数は0.7%それぞれ下げた。英 FTSE100指数は0.2%上昇。

原題:European Stocks Are Little Changed Amid U.S. Debt-Limit Concern (抜粋)

--取材協力:Francine Lacqua、Namitha Jagadeesh.

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