ゴールドマン:英国でのボーナス支給、遅延せず-関係者

米ゴールドマン・サックス・グルー プは英国でのボーナスの支給を、同国の所得税率が引き下げられるまで 遅らせることはしないと、事情に詳しい関係者が明らかにした。

同社は2009-11年にかけての労働に対するボーナスを、高額所得層 向けの英国の所得税率が4月に下がった後に支払うことを検討した。イ ングランド銀行(英中央銀行)のキング総裁は15日、銀行が従業員の税 負担を軽減するためにボーナス支払いの時期を調整しようと考えるなど ということには「失望している」と発言した。

ゴールドマンは先月、ロイド・ブランクファイン最高経営責任者 (CEO)を含む幹部10人向けの6500万ドル(約57億8000万円)の株式 報酬の支払いを前倒しした。幹部らが米国で今年発効する税率引き上げ の影響を回避できるようにした。ゴールドマンはこれについて、昨年12 月31日の午後8時ごろに当局への届け出で明らかした。

今週には英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)などが、ゴールド マンが低い税率が適用されるように英国でのボーナス支払いを遅らせる ことを検討していると報じた。報道は英国の政治家やキング総裁からの 批判を呼び起こした。

関係者が匿名を条件に述べたところによると、経営陣はこの案を実 施しないことを決め、同決定は15日に取締役会報酬委員会が定例会合で 承認した。ゴールドマンの決定についてはBBC放送のエディター、ロ バート・ペストン氏がツイッターのサイト上で伝えていた。

原題:Goldman Said to Refrain From Delaying U.K. Bonus Payouts (1)(抜粋)

--取材協力:Svenja O’Donnell、Scott Hamilton.

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