12年度補正予算案を決定-財政支出13.1兆円で歳出100兆円超え

政府は15日夕の臨時閣議で、緊急経 済対策の実施に伴う総額13兆1054億円の2012年度補正予算案を決定し た。経済対策には10兆2815億円を投入する。財源は新規国債の追加発行 のほか、前年度の決算剰余金などにより調達する。

政府は円高是正やデフレからの早期脱却のため、大型補正予算と13 年度予算を合わせた「15カ月」予算で切れ目のない経済対策を実施し、 景気の底割れを回避する。麻生政権時の09年度第1次補正(13.9兆円) に次ぐ規模。一般会計ベースでは10兆2027億円の歳出増となり、当初予 算と合わせて100兆5366億円と100兆円を超える。

歳出の内訳は経済対策のほか、基礎年金の国庫負担引き上げ分2 兆5842億円、国際分担金を含むその他経費の追加2397億円。歳入は国債 5兆2210億円のほか、11年度の決算剰余金(復興財源含む)1兆9871億 円などで確保。年金分は将来の消費税増税に伴う税収増分を償還財源と した年金特例国債2兆5842億円の発行で賄う。

国債は建設国債を5兆5200億円発行する一方で、当初予定していた 赤字国債を2990億円減額する。これによって今年度の国債発行額は49 兆4650億円と民主党政権時の44兆円枠を突破。年金分を含めれば52 兆0492億円と2年連続で50兆円台に乗る。

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