日本取引所G株が11年11月の統合発表後の新高値、一時東証で4800円

日本取引所グループの株価が15 日、2011年の統合発表後の高値を更新した。日本株市場の活況が続いて いることを受け、業績改善への期待が高まった。

同社株は東証で、先週末終値に比べ一時7%高の4800円まで上昇。 東京証券取引所と大阪証券取引所が経営統合を発表した11年11月22日以 降の高値だった12年2月高値4680円を上回り、11年3月の4825円以来の 高値となった。上昇は3日連続。

ドイツ証券の鳥居裕アナリストは「株価は日本株のボリューム増加 を織り込んでいる」と指摘。会社側の今期の1日平均想定株券売買代金 は1.2兆円だと前置きした上で、「明らかにいまの活況を織り込んでい ない保守的な水準。投資家は来期以降の業績回復を期待しているとみら れる」と述べた。

この日の東京株市場は、安倍晋三首相が金融緩和の強化に積極的な人材 を日本銀行総裁に起用するとの見方が高まり、円安による業績改善や金 利低下メリットを織り込む動きとなっている。日経平均株価は一時1 万900円台と、2年9カ月ぶりの高値となった。東証1部売買代金は午 前に1兆円を上回るなど、売買も高水準で推移している。

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