GM:中国事業拡大を検討、市場の伸び鈍化でも-中国部門社長

中国販売1位の海外自動車メーカ ー、米ゼネラル・モーターズ(GM)は、中国自動車市場の伸びが鈍化 しているにもかかわらず、同国事業のさらなる拡大を検討している。 GMは2カ所の新工場計画を発表済み。

GM中国部門のボブ・ソシア社長は14日、米デトロイトで開かれた 北米国際自動車ショーで記者団に対し、「常に先手を打つ必要がある」 と述べた上で、「新たなプラントを発表するわけではないが、事業拡大 に対応する上で何が必要となるか検討していることは確かだ」と語っ た。

上海汽車集団(SAICモーター)との中国合弁会社、上海GMは 4番目の製造拠点となる湖北省・武漢の工場建設に昨年着手。上汽通用 五菱(SAIC・GM・五菱)は3番目のプラントを重慶に建設する計 画を発表した。

GMが14日、ウェブサイトに掲載した資料によると、GMと中国合 弁の昨年の総販売台数は11%増加し、過去最高の284万台に達した。 GMと異なり、中国の販売台数データに香港を含めている独フォルクス ワーゲン(VW)は24.5%増の281万台と発表している。

ソシア社長は、今年の中国自動車市場の規模は昨年の1940万台か ら2100万台に拡大する公算があるとした上で、2020年までに最大3000万 台に膨らむ可能性があるとのコンセンサスが形成されつつあると述べ た。

GMは15年までに中国販売台数を500万台に増やす計画であり、高 級ブランド「キャデラック」とスポーツ型多目的車(SUV)の販売拡 大に注力する方針を示している。また第7世代の「シボレー・コルベッ ト」も中国で販売する可能性があると、ダン・アカーソン最高経営責任 者(CEO)が明らかにしている。

原題:GM Considers Expanding in China Beyond Plans for Two New Plants(抜粋)

--取材協力:Alexandra Ho.

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE