中国・北京の大気汚染、過去最高水準から低下-当局が対応

中国当局は、この3日間に過去最高 レベルに達していた北京市の大気汚染に改善が見られたと発表した。

当局の測定によると、重大な健康被害をもたらすPM2.5(直径2.5 マイクロメートル以下の超微細粉塵)濃度が15日午前に低下。当局が汚 染対策を強化したことに加え、風でスモッグが飛ばされたことが改善に つながった。中国紙チャイナ・デーリーは14日、北京市は北京ダックや 京劇(北京オペラ)よりも、住民を苦しめている「北京咳」で有名にな りつつあると報じていた。

北京市では12日、1立方メートル当たりのPM2.5濃度が一時993マ イクログラムに達した。世界保健機関(WHO)がガイドラインとして いる数値は25マイクログラム以下。同市の非営利団体、公衆環境研究セ ンター(IPE)は、この12日の数値は同市における過去最高だったと みている。

北京市当局のウェブサイトによると、市内の天安門広場近くの PM2.5濃度は15日午前8時(日本時間同9時)時点で、64マイクログ ラムに低下した。中国気象局の同日の予報によると、今後見込まれる小 雪と風の影響で大気のかすんだ状態は「改善に向かう」見通し。

原題:China Says Beijing Pollution Lifting as Party Reacts to Critics(抜粋)

--取材協力:Michael Forsythe、Li Liu、Penny Peng、John Liu.

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