ドイツ銀はLIBOR不正操作の調査公表容認を-議員が要求

ドイツ銀行が金利を不正操作したか どうかをめぐる調査結果を公表するよう、同行と独金融監督当局が圧力 を受けている。同国議員らは、銀行保護を意図した規則が金融市場にお ける不正調査の取り組みを損なっていると主張している。

独連邦議会(下院)金融委員会メンバーで野党・緑の党のゲアハル ト・シック議員はインタビューで、「ドイツの銀行監督者のための秘密 保持規則は対象範囲が過度に広く、金融分野の危機の原因をわれわれが 理解するのを妨げている」と指摘した。

ドイツの国内法は、銀行が公表を認めない限り、銀行に不利となり 得る審査内容を独連邦金融監督庁(BaFin)が開示することを禁じ ている。議員らは、企業機密を保護するためのこうした慣行が効果的な 規制を妨げると訴えている。

シック議員は、「ドイツ銀はともかくBaFinに報告書の公表を 認めるべきだ」と発言。「国民は何が行われていたかを知る権利があ る」と述べた。同議員の所属する金融委はこれまでに、ドイツ銀のアン シュー・ジェイン共同最高経営責任者(CEO)に対し、ロンドン銀行 間取引金利(LIBOR)問題での証言を要求している。

ドイツ銀は内部調査を基に昨年7月、同行取締役会の現・元メンバ ーがLIBORに関する不正行為を働いたことはなかったと発表した。 一部従業員が同行の「基準に外れた行為に関与した」ことは認めた。

ドイツ銀の広報担当クリスティアン・シュトレッカート氏は、同行 がLIBOR問題に関する調査結果の公表を認めるかどうかについてコ メントを控えた。

原題:Deutsche Bank Libor Report Should Be Public, Lawmakers Say (3)(抜粋)

--取材協力:Ben Moshinsky、Kit Chellel.

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