PE投資会社のクリーンエネルギー投資、06年以来の低水準

ドレイパー・フィッシャー・ジャー ベストン、ブレーマー・エナジー・ベンチャーズといったプライベート エクイティ(PE、未公開株)投資会社やベンチャーキャピタル (VC)は、再生可能エネルギーへの投資を2006年以来の低水準に減ら している。将来有望とされていたクリーンエネルギー関連企業が次々と 破綻か、売却に追い込まれていることが背景にある。

ブルームバーグ・ニュー・エナジー・ファイナンス(BNEF)の 年間ランキングによると、PE投資会社とVCによる12年の太陽光、バ イオ燃料、風力、次世代送電網関連の新事業への投資は58億ドル (約5200億円)で、前年比34%減。再生可能エネルギーへの全投資額 は2687億ドルで、過去最高だった前年の3023億ドルを11%下回った。

特に、中国企業との競争にさらされている太陽光パネルメーカーへ の投資家は赤字で痛手を負った。投資の減少にはこれらの投資家の慎重 姿勢が反映している。コスラ・ベンチャーズの創業者、ビノード・コス ラ氏は、クリーンエネルギー分野の起業家が少なくなり市場が縮小した ことも響いたと指摘した。

コスラ氏はインタビューで、「時代の先端を行っていたVCはみん な手を引いた。起業家の数も減っている」と述べた。

BNEFのアナリスト、イーサン・ジンドラー氏は、政府の補助金 が減ったことや株価の下落で投資家が利益を上げるのが難しくなり、結 果的に起業家が資金を調達することが困難になっていると語った。

原題:Private Equity Flees Clean Energy as Investment Falls: Energy(抜粋)

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