首都圏の積雪で首都高は依然影響残る-鉄道、空の混乱は収束へ

前日の降雪の影響で15日も一部で乱 れが続いていた首都圏の交通は、首都高速道路を除いてほぼ正常に戻っ た。空の便は、日本航空、全日本空輸ともに国内線の一部が欠航した が、混乱は収束に向かいつつある。

高速道路の混乱は、同日午後も続いた。首都高は午後4時半現在 で、埼玉新都心線の与野-さいたま見沼間、埼玉大宮線美女木-与野 間、中央環状線の富ヶ谷-大橋間のほか、湾岸線の葛西-東関道、神奈 川5号大黒線の大黒-生麦間などが積雪のため通行止めとなっている。

首都高速道路の橋本尚志・広報室長はブルームバーグの取材に対し 「昨日の積雪と凍結を解除するための時間をしばらくいただいている。 安全を確認できた区間から適宜解除している」と説明した。

一方、全日空広報室の安倍剛史氏は、「きょうは国内線の21便が欠 航、約4000人の乗客に影響があった。ただ昨日の雪の影響による機材繰 りは、きょうで完了しており、明日から通常の運航を予定している」と 述べた。また、日航の広報担当者、武田守人氏は「国内線で12便が欠 航、約950人に影響が出た」とした上で、「大雪による影響は既に落ち 着いており、明日からは元の状態に戻る」とコメントした。

14日に新幹線が一部運休となるなど積雪の影響が出ていたJR東日 本や私鉄各線は、平常通りの運転に戻った。また、JR東海も東京-新 大阪間の東海道新幹線は正常に運行している。朝方、走行路凍結のた め、全線で運転を見合わせていた東京都交通局の日暮里・舎人ライナー は、ほぼ通常の運転に戻り、午後5時33分現在、15分以上の遅延はない としている。

太田昭宏国交相は15日の閣議後会見で、「昨日の大雪では多くの方 々が戸惑ったと報告を受けているが、きちっと体制を組み必要な情報提 供をすることが大事」とし、同省としてそうした対応ができたと述べ た。

気象庁予報課の水守博和氏はブルームバーグに対し「首都高速や道 路の日陰の部分では一部雪が溶け残っているところや、再び凍る可能性 があり、足下に注意が必要だ」と述べた。大手町では「朝は零度だが、 最高気温は7度を予想している。多摩地方は低温注意報が出ている」と いう。

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