【個別銘柄】オリンパス大幅高、住宅関連買われる、アップル関連軟調

きょうの日本株市場で、株価変動材 料の出た銘柄の終値は以下の通り。

オリンパス(7733):前週末比7.7%高の1937円。ゴールドマン・ サックス証券は14日付で投資判断を「中立」から「買い」に引き上げ、 精密機器セクターにおける2013年のトップピックとした。映像部門の構 造改革前倒しで来期業績のV字回復がより現実味を帯び、新経営陣がノ ンコア事業の売却などを早期実行し、バランスシートやキャッシュフロ ー改善に期待が持てる、との見方を示した。

大和ハウス工業(1925):4.3%高の1615円。政府・与党が13年末 に期限が切れる住宅ローン減税について、5年程度延長する方向で調整 に入った、と14日付の日本経済新聞が報じた。所得税から差し引く年間 の最大控除額は国土交通省が年50万円を求めており、これを上限に検討 していく方針、という。そのほか、積水ハウス(1928)が3.1%高 の1024円、東急リバブル(8879)が1.8%高の1440円など。

パナソニック(6752):2.7%高の566円。台湾の能率集団は14日、 三洋電機の現地法人である台湾三洋電機の経営者と組み、三洋電機から 台湾三洋の約47%の株式を取得すると発表した、と日経新聞電子版が午 前11時ごろに報じた。取得額は35億2500万台湾ドルで、三洋電機は全株 式を売却して台湾から撤退する、と日経は報じている。

シャープ(6753):2.7%安の321円。スマートフォン(多機能携帯 端末)用の液晶パネル大手が今月から、米アップル向け製品の減産に入 った、と14日付の日経新聞が報じた。「iPhone 5」の世界販売 が計画を下回っていることに対応するもので、世界最大手のジャパンデ ィスプレイとシャープが1-3月の生産量を合計で当初計画の半分程度 に減らす、という。TDK(6762)が2.5%安の3365円、日本航空電子 工業(6807)が4.1%安の650円などアップル関連は軒並み軟調。

保険:第一生命保険(8750)が1.7%高の13万3900円、T&Dホー ルディングス(8795)が1.7%高の1166円。金融庁は、生命保険会社が 保険金の代わりに介護や葬儀などの現物を顧客に提供する保険商品を販 売できるように規制を緩和する、と15日付の日経新聞朝刊が報じた。年 内にも関連する規則や指針を見直し、商品は14年以降に販売される見通 し、と日経は伝えている。

ファナック(6954):3.4%安の1万5100円。ゴールドマン・サッ クス証券が11日付で投資判断を「買い」から「中立」に引き下げた。セ クター全体の浮揚とともに同社株は年初に上場来高値を更新したことか ら、目標株価(1万7000円)におおむね到達した、との見方を示した。

太陽誘電(6976):4.3%高の803円。CLSAアジアパシフィッ ク・マーケッツは11日付で投資判断を「売り」から「アウトパフォー ム」に、目標株価を520円から850円に引き上げた。突然の円安による利 益急回復が期待できるとし、14年3月期連結営業利益予想を60億円か ら100億円に増額した。

長谷工コーポレーション(1808):15%高の100円。クレディ・ス イス証券は15日付の投資家向けメモで、完成工事粗利益率が回復し、不 動産物件の売却益が計上されることを受けて、10-12月期決算が株価上 昇のカタリストになると指摘。個別要因での株価上昇はこれからとし て、目標株価を65円から100円に引き上げ、投資判断「アウトパフォー ム」を継続した。

コスモス薬品(3349):9.5%高の1万50円。12年6-11月期(上 期)の連結営業利益は前年同期比21%増の83億1200万円となり、従来計 画の68億6000万円から21%上振れた、と11日に発表。既存店の堅調推移 や、九州や関西、中・四国で25店を新規出店した効果による売上高の伸 長が寄与した。前期比0.5%増の134億円を見込む13年5月通期計画に対 する進ちょく率は62%に達した。

パーク24(4666):3.8%高の1548円。SMBC日興証券は11日 付で同社の投資判断を「中立」から「アウトパフォーム」に引き上げ た。持続的な駐車場開発による成長性や、駐車場粗利益率の改善余地、 増配を見込める点を評価すると指摘。今後も開発数の維持・増加が期待 でき、依然として高い利益成長率が見込めるとの見方を示した。

アシックス(7936):4.4%安の1334円。三菱UFJモルガン・ス タンレー証券は11日付で投資判断を「アウトパフォーム」から「中立」 に格下げした。直近の株価急上昇で、円安メリットを含めたポジティブ な要因はおおむね織り込み済みになったと指摘。10月に設定した目標株 価(1300円)を達成し、足元には大きな変化はないことから、妥当な株 価水準にあるとの見方を示した。

KLab(3656):4.2%安の520円。12年9-11月期(第1四半 期)の連結営業損益は2億1200万円の赤字だった、と11日に発表。新作 ゲームのリリースが開発の遅れなどで本数、時期とも遅延が生じたう え、グローバル展開の推進やアプリ開発の先行投資のため人件費、外注 費の大幅増も負担になった。

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