米ゴールドマン、商品の投資判断を「中立」に引き下げ

米ゴールドマン・サックス・グルー プは、商品相場の今年のリターン(投資収益率)が5%になるとの見通 しを示し、投資判断を「ニュートラル(中立)」に引き下げた。最近の 相場上昇と米国でのリスクを理由として挙げている。

ゴールドマンは13日付リポートで、S&P・GSCIエンハンスト 商品指数の構成セクターのうち貴金属が7%、エネルギーが6.5%、家 畜が5%、それぞれ上昇すると予想している。米国の債務は昨年12月末 に現行の法定上限である16兆4000億ドルに達した。6000億ドル超の実質 増税と歳出削減が重なる「財政の崖」回避で合意後も、財政協議はなお 難航している。

ゴールドマンの商品調査責任者、ジェフリー・カリー氏(ニューヨ ーク在勤)はリポートで「米国の債務上限をめぐる協議や増税に伴う財 政問題を背景に目先の大きな下落リスクは依然として存在する」と指 摘。「米国の状況に起因するこれらの下落リスクに加え、貴金属と天然 ガスを除く最近の相場上昇を踏まえ、商品に対する短期と1年間の投資 判断を共にニュートラルとする」としている。

S&P・GSCIエンハンスト商品指数は2012年に年間ベース で0.1%低下し、08年以降で最低のパフォーマンスを示した。

原題:Goldman Sachs Turns Neutral on Commodities Seeing 5% Gain (2)(抜粋)

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