今年度補正後の国債発行額180.5兆円-2月から5年、10年債増発(1)

財務省は2012年度補正予算の決定に 伴い、国債発行計画を見直した。補正後の国債発行総額は当初計画 の174兆2313億円から6兆2953億円増加の180兆5266億円となる。

来年度国債発行分に上積される年度間調整分を12年度当初計画 の6463億円から過去最大の5兆7940億円に増額する。一方、機関投資家 に入札を通じて年度内に販売する市中発行額は当初計画の149兆7000億 円から3000億円減額し、149兆4000億円とする。個人向け国債など個人 向け販売分を販売不振のため、当初計画の3兆円から6000億円減額し、 2兆4000億円とする。

2月発行分から5年債を月2000億円増額の2兆7000億円、10年債を 月1000億増額し、2兆4000億円とする。一方、当初計画で年間9000億円 発行を予定していた6カ月割引短期国債の発行を取りやめる。来年度に 借り換え債の発行が増加することに対応し、来年度に満期を迎える短期 国債の発行を圧縮する。

平均年限は、7年9カ月から補正後は7年10カ月にやや長期化す る。補正後の公債依存度は49.2%と09年度(52.1%)に次ぎ過去2番目 の高水準となる。

--取材協力:乙馬真由美. Editor: 山中英典

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