ドイツ経済、12年10-12月は0.5%のマイナス成長の見込み

ドイツ経済は2012年10-12月(第4 四半期)に0.5%のマイナス成長となったもようだ。欧州ソブリン債危 機と世界の成長鈍化が輸出と設備投資を抑制した。

ドイツ連邦統計庁が15日発表した暫定値によると、12年第4四半期 の国内総生産(GDP)は前期比で最大0.5%減少。12年の成長率 は0.7%と、11年の3%から低下した。ブルームバーグ・ニュースがま とめたエコノミスト28人の調査では中央値で、12年成長率は0.8%と見 込まれていた。

12年の財政収支は07年以来の黒字となり、その割合はGDP の0.1%。11年は対GDP比0.8%の赤字だった。

第4四半期はマイナス成長となった公算なものの、ドイツ連邦銀行 (中央銀行)は2四半期連続のマイナス成長は免れると予想している。

ウニクレディト・リサーチのドイツ担当チーフエコノミスト、アン ドレアス・リース氏(ミュンヘン在勤)は「第4四半期が弱かったとは いえ、昨年のドイツ経済のパフォーマンスは依然として驚異的だ」と し、「企業も消費者も混乱期によく踏みとどまった。特に12年前半には 金融市場でユーロ圏分裂の懸念が高まっていた」と指摘した。

統計庁によると、12年の企業の設備投資は前年比4.4%減、輸出 は4.1%増(11年は7.8%増)だった。政府支出は1%増と、前年と同等 の伸び。家計消費は0.8%増と、11年の1.7%増から減速した。

第4四半期GDPの速報値は2月14日に発表される。

独連銀が昨年12月公表した予想では、13年1-3月(第1四半期) はゼロ成長となり、2四半期連続のマイナス成長と定義されるリセッシ ョン(景気後退)は免れる見通し。

原題:German Economy Probably Contracted 0.5% in Fourth Quarter (1)(抜粋)

--取材協力:Kristian Siedenburg.

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