フィンランドとルクセンブルク、見通し「安定的」に-S&P

フィンランドとルクセンブルクはも はや、スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)による格下げの脅威 にさらされていない。これは、ユーロ圏救済基金の格付けを支えている 「AAA」格付けの中核国が維持されることに寄与する。

S&Pは14日、ルクセンブルク、フィンランド両国のアウトルック (格付け見通し)を「ステーブル(安定的」と、これまでの「ネガティ ブ(弱含み)」から引き上げた。一方、最高格付けのオランダについて は、見通しを「ネガティブ」に据え置いた。

S&Pはロンドンで発表した資料で、「ユーロ圏の危機から生じる フィンランドの金融、経済および政策決定環境へのリスクは引き続き抑 制されており、これが2013年を通して続くと見込まれる」と指摘。また 別の資料で、「ルクセンブルクの力強い政府のバランスシート、豊かな 国民、安定した政治環境は経済のリスクを十分に上回る価値がある」と 説明した。

オランダの「ネガティブ」の見通しについては、「現在の見通しよ りも急激な内需縮小や外部環境の悪化により、オランダの金融セクター およびより広範な国内経済に下押し圧力がかかる可能性があるという、 より悪いマクロ経済シナリオに陥る恐れがあるとの当社の見解を反映し たものだ」と述べた。

原題:Finland, Luxembourg No Longer in Downgrade Danger, S&P Says (2)(抜粋)

--取材協力:Stephanie Bodoni、Kati Pohjanpalo.

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