アトランタ連銀総裁:量的緩和によるバランスシート膨張を警戒

米アトランタ連銀のロックハート総 裁は金融当局によるオープンエンド型の債券購入をこれまでのところは 支持しているとした一方で、量的緩和をさらに拡大すれば将来的にバラ ンスシートの縮小が困難になる恐れがあるとの認識を示した。

総裁はアトランタでの講演で、「オープンエンド型というのは制約 がないという意味ではない」と発言。「連邦準備制度理事会(FRB) のバランスシート拡大は中長期的に見て厄介な影響をもたらす恐れがあ ると私は考えている。現在までのところ、私はこうした政策決定を支持 しているが、当然湧き起こる懸念も認識している」と説明した。

また、「米国債および住宅ローン担保証券(MBS)市場での金融 当局のシェア拡大を考えると、いずれ証券購入が市場の機能や金融の安 定に悪影響をもたらすリスクがある」と指摘。さらに、金利の上昇に伴 い「政策正常化の過程でFRBの純利益および財務省への納付に多大な 影響が及ぶ可能性がある」と述べた。

年間の成長見通しについては、「2-2.5%の成長率」と予想。ま た雇用創出が現在のペースにとどまった場合、「失業率が6.5%に低下 するには3年近くかかる」との見通しを示した。

原題:Fed’s Lockhart Says Expansion of Balance Sheet Raises Concern(抜粋)

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