欧州株(14日):3日続落、行き過ぎ感台頭-米企業決算に注目

14日の欧州株式相場は3営業日続 落。最近の相場上昇が利益見通しに照らして行き過ぎとの懸念が広がっ た。米企業決算が注目されている。

オランダの速配サービス会社TNTエクスプレスは41%急落。米ユ イテッド・パーセル・サービス(UPS)がTNT買収を断念したこと が売り材料。フランス電力会社(EDF)は約1年1カ月ぶりの大幅 高。再生可能エネルギーに絡む同社のコストの穴埋めで仏政府が合意し たことが好感された。

ストックス欧州600指数は前週末比0.4%安の286.01で終了。3日続 落はここ4週間で最長の下げ。指数構成銘柄のバリュエーション(株価 評価)が11四半期ぶりの高水準に達したほか、中国でのインフレ加速で 刺激策の余地が抑えられるとの懸念から、同指数は先週下げた。

ブルーイン・ドルフィン・セキュリティーズ(ロンドン)のファン ドアナリスト、ガイ・フォスター氏は「相場はこれまで大きく上昇した ため、現在のバリュエーションはやや高いようにみえる。米決算シーズ ンが示唆する方向性を待っているところだ」と語った。

この日の西欧市場では18カ国中11カ国で主要株価指数が低下した。 英FTSE100指数は0.2%下げた。一方、仏CAC40指数は0.1%未 満、ドイツのDAX指数は0.2%それぞれ上げた。

原題:European Stocks Decline for Third Day; TNT Express, PostNL Slump(抜粋)

--取材協力:Sarah Jones.

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