ヘッジファンドも米国株に強気-リスク取り借り入れ増やす

ニューヨーク証券取引所のブローカ ーによる融資が4年ぶりの高水準となる中で、ヘッジファンドが株式を 買い入れるための借り入れを増やしている。

モルガン・スタンレーがまとめたデータによれば、株式の上昇・下 落をめぐり投機的な取引を手掛ける運用担当者によるレバレッジは少な くとも2004年以来で最も高水準での年初スタートとなった。NYSEユ ーロネクストのデータは、株式購入に充てるブローカーによる融資の指 標、ニューヨーク証取の企業における証拠金負債が昨年11月に08年2月 以来の高水準となったことを示している。

借り入れ資金の活用が増えていることは、09年3月から始まった強 気相場に乗り遅れた大手企業や個人までが、一段とリスクを取る意向が あることを示している。

PNCウェルス・マネジメントのジェームズ・ダニガン最高投資責 任者(CIO)は8日の電話インタビューで、「ヘッジファンド業界に おけるレバレッジ拡大は、ヘッジファンドが今乗り込もうとしているこ とを示唆している」と述べた。

先週の米株式市場は、S&P500種株価指数が0.4%高の1472.05と なった。アルコアなどの企業決算が予想より良かったことを好感した。 同指数は07年10月に付けた過去最高値まであと約6%に迫っており、年 初来ではすでに3.2%上昇している。

原題:Hedge-Fund Leverage Most Since 2004 in New Year as Margin Grows(抜粋)

--取材協力:Nikolaj Gammeltoft、Alexis Xydias、Philip Revzin.

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