今週の米指標:12月小売売上高は増加の見込み-自動車需要で

今週発表の米経済指標では、昨年12 月の小売売上高が前月比で増加したもようだ。年末商戦に加え、11、12 月の自動車販売が2カ月間の実績としては2008年以来で最高となったこ とが寄与したとエコノミストはみている。

ブルームバーグがエコノミスト72人を対象にまとめた予想中央値に よると、米商務省が15日発表する12月の小売売上高は前月比0.2%増が 見込まれている。前月は同0.3%増だった。このほか住宅建設は上向 き、製造業が拡大する一方、生活コストは依然として抑制されているこ とが示される見通し。

住宅市場の回復と株価上昇、雇用市場の改善が経済の約7割を占め る消費者支出の下支えにつながっている。ただ、給与税の実質増税で可 処分所得が縮小するため、家計が消費を加速させるには困難な状況とな っている。

アクション・エコノミクスのチーフエコノミスト、マイク・イング ランド氏は「消費はやや慎重ではあるものの、かなり抵抗力があること が示されている」と指摘。「米経済は何とか乗り切るだろう」との見方 を示した。

ブルームバーグの調査によれば、商務省が17日発表する12月の住宅 着工件数は前月比3.4%増の89万戸(年率換算)と08年7月以来の高水 準が見込まれている。住宅着工の先行指標となる許可件数も4年ぶり高 水準となったもようだ。米連邦準備制度理事会(FRB)が16日発表す る12月の鉱工業生産指数は前月比0.3%上昇の見通し。

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原題:Retail Sales Probably Rose on Auto Demand: U.S. Economy Preview(抜粋)

--取材協力:Chris Middleton.

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