NY原油:反落、中国のインフレ加速で刺激策抑制を懸念

ニューヨーク原油先物相場は反落。 中国のインフレ加速を受けて、同国の景気刺激策が抑制されるとの見方 が強まった。一方、北海ブレント原油との価格差はほぼ4カ月ぶりの幅 に縮小した。

中国国家統計局が発表した昨年12月の消費者物価指数(CPI)は 前年同月比で7カ月ぶりの高い伸びとなった。米エンタープライズ・プ ロダクツ・パートナーズとカナダのエンブリッジがシーウェイパイプラ インの拡張を完了し、米国の過剰在庫の行き先が広がったことを手掛か りに、北海ブレント原油との価格差は縮小した。

トラディション・エナジー(コネティカット州スタンフォード)の 市場調査ディレクター、アディソン・アームストロング氏は電話インタ ビューで、「中国のインフレが加速しているなら、刺激策の余地は限定 される可能性があり、そうなれば同国での原油需要は冷え込むだろう」 と指摘。「大量の原油がメキシコ湾岸に輸送されることになる。ブレン トの価格差はかなり急速に縮まるだろう」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物2月限は前日 比26セント(0.28%)安の1バレル=93.56ドルで終了。週間では0.5% 高と、5週連続の上昇。

原題:Oil Falls on China Inflation Gain While WTI-Brent Spread Narrows(抜粋)

--取材協力:Dan Murtaugh、Christine Harvey.

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