欧州株:続落、中国物価と米貿易赤字を警戒-資源株が安い

11日の欧州株式相場は続落。中国の インフレ統計で同国には金融緩和の余地がないとの懸念が広がった。米 貿易赤字が予想に反して悪化したことも売り材料となった。

英・オーストラリア系鉱山会社、BHPビリトンは2.7%安。英石 油・ガス探査会社、タローオイルは3.2%下げた。2012年に評価損2 億9900万ドルを計上するとの発表が嫌気された。一方、ドイツの経営管 理ソフトウエアメーカー、SAPは1.2%上昇した。法人向けソフトの 大幅刷新が買い手掛かり。

ストックス欧州600指数は前日比0.1%安の287.08で終了。前週末比 では0.3%下げた。ブルームバーグがまとめたデータによると、指数構 成銘柄の売買高は30日平均を19%上回った。

UBS(チューリヒ)のアセットアロケーション共同責任者、マー ク・アンダーセン氏は電話インタビューで、「中国のインフレ統計がこ の日の株式相場への重しとなった。中国の追加刺激策の規模を抑制する との懸念が広がった」と発言。「世界的に成長が同時に持ち直してお り、これでセンチメントは基本的に前向きとなっている」と続けた。

11月の米貿易赤字は487億ドルに拡大。ブルームバーグ・ニュース がまとめたエコノミスト予想の中央値は413億ドルの赤字だった。前月 は421億ドル。12月の中国インフレ率は2.5%と、エコノミスト予想 の2.3%を上回り、7カ月ぶり高水準となった。

11日の西欧市場では18カ国中11カ国で主要株価指数が上昇した。フ ランスのCAC40指数とドイツのDAX指数はそれぞれ0.1%上昇、英 FTSE100指数は0.3%上げた。

原題:European Stocks Fall as Inflation Limits Room for China Easing(抜粋)

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