ウェルズ・ファーゴ:10-12月は過去最高益-融資拡大が寄与

米国の住宅金融最大手、ウェルズ・ ファーゴの2012年10-12月(第4四半期)決算は、利益が前年同期比 で24%増え過去最高となった。融資拡大が寄与した。ただ、マージンが 縮小したことと住宅ローン申請が減少したことから株価は下落した。

11日の同行発表によると、純利益は過去最高の50億9000万ドル (約4530億円、1株当たり91セント)と、前年同期の41億1000万ドル (同73セント)から増加。ブルームバーグがまとめたアナリスト27人の 予想平均は1株利益89セントだった(一部の予想は一時項目を除いたベ ース)。収入は7%増の219億ドルとなり、金利外費用の3%増を上回 る伸びだった。

ジョン・スタンプ最高経営責任者(CEO)は預金をてこに資金調 達コストを下げ、融資拡大によって利幅の薄さを補おうとしている。同 行が住宅ローンと商業融資の市場シェアを拡大させる中でマージンは低 下した。

スミード・キャピタル・マネジメントの投資責任者、ビル・スミー ド氏はウェルズ・ファーゴについて「融資に関して比較的積極的だ」と 指摘した。不利な金利環境でシェアを拡大させているのは景気回復を見 込んでいるためだろうとも述べた。

ニューヨーク時間午前9時41分現在、株価は1.9%安の34.73ドル。

預金金利と融資金利の差であるマージンは第4四半期に前期比で10 ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)縮小し3.56%となった。ロ ーン組成は10%減の1250億ドル、将来の目安となる申請は19%減だっ た。

原題:Wells Fargo Posts Record Quarterly Net as Bank Boosts Loans (2)(抜粋)

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