香港株(終了):下落、中国のインフレ加速で-不動産株安い

香港株式相場は下落。週間ベースで は指標のハンセン指数が3週間ぶりの下げとなった。中国のインフレが 予想を上回って加速したことが示され、追加の政策緩和余地が限られる 可能性が出てきた。

中国政府系の不動産開発会社、チャイナ・リソーシズランド(華潤 置地、1109 HK)は0.9%安。同業の広州富力地産(2777 HK)も売られ た。インフレ加速に伴い当局が不動産規制を継続するとの観測が広がっ た。海洋エネルギー会社で中国最大手の中国海洋石油 (CNOOC、883 HK)は1.9%下落。海運会社の中国遠洋(チャイ ナ・コスコ・ホールディングス、1919 HK)も安い。

フランスの化粧品メーカー、ロクシタン・インターナショナル (973 HK)は1.8%高。ドイツ銀行による買い推奨が手掛かり。

ハンセン指数は前日比90.24ポイント(0.4%)安の23264.07で終 了。週間では0.3%値下がりした。ハンセン中国企業株(H株)指数は 前日比0.7%安の11842.59で引けた。

UOBケイ・ヒアンの法人セールスディレクター、梁偉源氏は「予 想を上回った中国のインフレ率は、短期的に中国人民銀行(中央銀行) に追加緩和をこれ以上期待できないことを意味している」と述べた上 で、「こうした状況で市場は極めて保守的な姿勢を維持するだろう。た だ、中国発のニュースは市場にとって引き続きプラスで、相場全般は極 めて良好だ」と語った。

原題:Hong Kong Stocks Post Weekly Decline After China CPI Increases(抜粋)

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