中国株(終了):下落、インフレ加速を懸念-不動産株に売り

中国株式相場は下落。中国のインフ レが予想を上回って加速したことが示されたことで、景気回復を支える 金融緩和余地が限られる可能性が出てきた。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の両方に連動する 上海総合指数は前日比40.66ポイント(1.8%)安の2243.00で終了。下 落率は昨年9月20日以来の大きさ。週間では1.5%安と6週間ぶりの値 下がりとなった。上海、深圳両証取のA株に連動するCSI300指数は 前日比1.9%安の2483.23で引けた。金融株や素材関連銘柄を中心に下げ た。

中原証券の李俊ストラテジスト(上海在勤)は「インフレは株式市 場にとって潜在的な脅威だ」と述べた上で、「政策金利の引き上げに即 座につながることはないだろうが、投資家心理を圧迫する。相場が今月 一段と上昇するための材料が不足しており、値固めが必要だ」と語っ た。

保利房地産集団(600048 CH)は4.5%下落し、不動産株の下げを主 導。12月の中国消費者物価指数(CPI)の前年同月比上昇率が7カ月 ぶりの高水準に達したことが響いた。

中信証券(CITIC証券、600030 CH)は3.9%安、東呉証券 (601555 CH)は6.1%の値下がり。両社は情報の適宜開示を怠ったとし て中国証券監督当局から警告を受けた。酒造会社の貴州茅台酒(600519 CH)やセメントメーカーの安徽海螺水泥(600585 CH)も安い。

原題:China’s Stocks Fall Most in Three Months on Inflation Data (抜粋)

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