太田国交相:日航の報告は十分ではない-B787燃料漏れで

太田昭宏国土交通相は11日の閣議後 の会見で、日本航空の最新鋭機ボーイング787が米ボストンの空港で 燃料漏れを起こしたことについて、現時点での国交省への調査報告の中 身は十分ではないと思っているとの認識を示した。

太田国交相は、燃料漏れについては「バルブが閉まらなかったと表 示がされたということだが、どこのどういうバルブがそうなったのか、 まだまだ報告の中身は十分ではないと思っており、しっかり調査をする ように指示している」と語った。

燃料漏れの前日に同じ米空港で起こった日航のB787機のバッテ リーからの出火については、「米国の航空当局が現在原因を調査中であ り、われわれも米側と電話会談をするなどして原因を調べているところ だ。新しい事実は現時点では明らかになっていない」と述べるにとどめ た。

現在、日航はB787を7機、全日本空輸は17機それぞれ保有して いる。

日航の税制優遇見直し

太田国交相は、自民党税制調査会が10日、公的支援を受け再上場し た日航の税制優遇見直しの検討表明をしたことについて「発言があった ことは報道で聞いている」と語った。

さらに「これは日航だけの問題だけではなく、税制全般の問題にか かわること。企業の再生の問題と絡めて、これからスタートを切ってい くことであり、自民党からその話が出たという以上には進んでいない」 との認識を示した。

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