S&P500、1500近くに達した後は5.5%下落も-デマーク氏

米S&P500種株価指数が1500に近 づくにつれて買い手は大きく減り、2カ月間続いた米国株の上げ局面は 終了する-。相場の転換点を表す指標を考案したトム・デマーク氏がこ のような見方を示した。

市場のタイミングを示す指標を40年以上にわたって開発してきたデ マーク氏は、S&P500が日中高値の1492.73まで上昇し、「コンボ」指 標上で売りシグナルを形成すると予想。S&P500はその後、少なくと も5.5%下げると予想した。同指標は相場の天井と底を特定できるよう 考案された。

デマーク氏は電子メールで、「あすにもこの高値に達する可能性が ある」と指摘。「1492.73は心理的な節目である1500をわずかに下回 る。ほとんどのトレーダーが切りのいい数字で市場を観測する傾向があ り、1500到達を見込む。彼らの予想に反論するという意味で、1500には 達しないと予想したい」と説明した。

景気浮揚を目指した連邦準備制度の債券購入プログラム拡大と、 「財政の崖」と呼ばれる歳出削減と増税の大半を回避する法案可決を受 け、S&P500は昨年11月の安値から8.8%上昇。10日は前日比0.8%高 の1472.12で引け、終値ベースで2007年12月以来の高値となった。

原題:DeMark Sees S&P Falling at Least 5.5% After Peak Near 1,500 (1)(抜粋)

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