荏原:90人削減へ、主力の風水力部門の再雇用者など-競争力強化で

ポンプメーカー日本最大手の荏原 は、主力の風水力部門の人員を90人削減する方針だ。国内需要が伸び悩 むなか海外事業展開を進めており、国内の人員をスリム化することでコ スト競争力強化を図る。

削減対象は同部門のポンプ事業で定年再雇用者と子会社荏原冷熱シ ステムの従業員と再雇用者。60歳以上の再雇用者には早期勇退制度で本 体と子会社合わせて60人の募集をした。子会社従業員には希望退職制度 で30人を募り、いずれも今期(2013年3月期)末までに削減する。

コンプレッサやタービンなども含む風水力部門の従業員は9月末で 1万500人と全体の7割を占める。ポンプ事業と冷熱事業の今期売上高 見通しは1550億円と300億円。荏原はすでに環境プラントを扱うエンジ ニアリング事業や半導体製造装置などを製造する精密・電子機器部門で 人員を削減した。

荏原広報担当の鈴木俊昭氏は、ポンプ事業と冷熱事業の成長市場は 海外であるとして「これを取り込んで成長する事業体制への変革を進め ており、人員の再配置も必要になっている」とコメントした。再雇用者 のなかには第2の人生を早めに迎えたいというニーズにもあるとした。 荏原の定年は60歳だが希望すれば65歳まで再雇用を続けている。

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