11月の米貿易赤字は413億ドルに縮小か、燃料コスト低下で

昨年11月の米貿易赤字は前月比で縮 小したもようだ。燃料コストの低下が輸入額の減少につながったほか、 輸出が回復したとエコノミストはみている。

ブルームバーグがエコノミスト68人を対象にまとめた調査の予想中 央値では、11月の貿易赤字は413億ドルと、10月の422億ドルを下回ると 見込まれている。この日発表の別の指標では、昨年12月の輸入物価指数 は前月からほぼ変わらずの見通し。

輸入コストの低下につながっている原油価格の下落と、持続的な雇 用の伸びが相まって、米消費者の購買力は高まっている。さらに、中国 を中心とする世界的な成長安定化の流れは、米企業の海外での販売を後 押しする可能性がある。

RBSセキュリティーズのエコノミスト、ガイ・バーガー氏は「小 幅ながら輸出は輸入以上に回復するだろう」と指摘。「原油輸入がやや 減ったようだ」と述べた。

米商務省は貿易収支をワシントン時間11日午前8時半(日本時間午 後10時半)に発表する。ブルームバーグ調査での予想レンジ398億-450 億ドルの赤字。

米労働省が同時刻に発表する昨年12月の輸入物価指数は前月 比0.1%上昇(中央値)が見込まれている。前月は同0.9%低下だった。

--取材協力:Chris Middleton.

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