中国:12月のCPI、2.5%上昇に加速-厳冬で食品値上がり

中国の2012年12月の消費者物価指数 (CPI)の前年同月比上昇率はエコノミスト予想を上回った。28年ぶ りの厳寒で野菜が値上がりした。CPI上昇率は7カ月ぶりの高水準に 達し、景気回復を支える政策緩和余地が限定される可能性がある。

中国国家統計局が11日発表した12月のCPIは前年同月比2.5%上 昇。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト42人の予想中央 値では2.3%上昇が見込まれていた。11月は2%上昇だった。12月の生 産者物価指数(PPI)は前年同月比1.9%低下した。

10日に発表された12月の輸出と新規融資の伸びは中国経済の回復力 の強さを裏付けており、インフレが加速すれば追加政策緩和が実施され る可能性は小さくなる。中国人民銀行(中央銀行)貨幣政策委員会の陳 雨露委員は8日、7-12月(下期)にインフレが懸念される可能性があ るとの認識を示した。

交通銀行の投資銀行部門である交銀国際のエコノミスト、李苗献氏 (北京在勤)は統計発表前に、「物価が速いペースで上昇している時に 政策緩和は全く見込めない」と述べた上で、昨年は1月だった中国の春 節(旧正月)の連休が今年は2月に当たるため、CPI上昇率は来月 3%を上回る可能性があるとの見方を示した。

CPI統計によれば、12月の食品価格は前年同月比4.2%上昇と、 5月以来の大きな伸び率。野菜は同14.8%値上がりし、CPIの前月比 上昇率0.8%への寄与度は57.5%だった。国家統計局によれば、食品の 物価圧力は春節後に和らぐ見通し。

インフレ圧力は経済の他の分野にも広がっている可能性がある。12 月のサービス価格は前年同月比2.5%上昇と、11年10月以来の高い伸び だった。

12年の年間のCPIは前年比2.6%上昇、PPIは同1.7%低下だっ た。

原題:China’s Inflation Accelerates as Chill Boosts Food Prices (1)(抜粋)

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