東京での五輪開催、国民の支持取り付けに自信-JOC会長

2020年の夏季五輪開催を目指す東 京2020オリンピック・パラリンピック招致委員会は10日にロンドンで記 者会見を開き、世界に東京開催の魅力を訴えた。日本オリンピック委員 会(JOC)の竹田恒和会長は、関心が低いとされる国民の開催への支 持取り付けに自信を示した。

国際オリンピック委員会(IOC)は9月の総会で20年の五輪開催 地を決定する。英国のブックメーカーによる予想では、東京は開催を競 うスペインのマドリードとトルコのイスタンブールより有利とされてい る。1964年に夏季五輪を開催した東京は、2016年五輪の招致レースでは ブラジルのリオデジャネイロに敗れた。

昨年4月に公表されたIOCの調査では、五輪開催に対する市民の 支持が東京は47%と3都市中で最低、マドリードは78%、イスタンブー ルは73%だった。ただ竹田会長によれば、昨年のロンドン五輪で日本選 手団が過去最多となる38個のメダルを獲得してから、支持率が67%に上 昇した。

招致委の記者会見後にインタビューに応じた竹田会長は、ロンドン 五輪のメダリストらによる東京でのパレードには50万人が集まったと説 明。自身もその人気に驚いたとし、多くの日本人がスポーツと五輪に関 心があることを意味していると語った。竹田会長によれば、東京での五 輪開催となれば最大16万人の新規雇用が生まれ、日本経済への効果は3 兆円に上る見込みだ。

招致委の会長を務める東京都の猪瀬直樹知事は記者会見で、予定さ れている競技会場の85%が8キロ圏内に収まるとアピール。1日当た り2600万人近くを運ぶ東京の交通網を世界クラスのインフラだとして、 その利便性を訴えた。

原題:Tokyo Confident of Winning Over Locals for 2020 Olympic Bid(抜粋)

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