ウィンテル型PCのシェアさらに低下へ-カナリス

米マイクロソフトの基本ソフト (OS)「ウィンドウズ」と米インテルの半導体を搭載したパソコン (PC)は今年もタブレット端末とスマートフォン(多機能携帯電話) に市場シェアを奪われる見込みだ。市場調査会社カナリスが指摘した。

カナリスによると、コンピューター市場でいわゆる「ウィンテル」 機のシェアは今年65%と、2012年の72%から低下する見通し。デスクト ップとノート型PC、ネットブックを合わせた出荷台数は昨年10-12月 (第4四半期)に前年同期比10%前後、減少した。

タッチスクリーン機能を搭載したマイクロソフトの最新OS「ウィ ンドウズ8」はPC販売押し上げにはつながっていないと、カナリスは 分析。新しいOSに慣れる必要に抵抗を感じる消費者が多かったためだ という。PCの人気が落ち込む状況にあって、アップルの「iPad (アイパッド)」などのタブレット型端末やグーグルの「アンドロイ ド」を搭載したタッチスクリーン型端末は2016年までに出荷台数が3 億8900万台と、シェアは59%に急上昇する見通しだ。

カナリスのアナリスト、ピンチェン・タン氏は調査報告書で、「ウ ィンテルのPCは、電子メール送信やウェブサイト閲覧など日常作業に 使うコンピューターとして個人が真っ先に選ぶ機種ではなくなりつつあ る。タブレット型端末に加えますますスマホが、大半の人々が必要とす る日常のコンピューター作業の多くをこなすことができるようになって いる」と指摘した。

原題:Microsoft, Intel PCs to Keep Losing Market Share, Canalys Says(抜粋)

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