モンティ伊暫定首相:護衛付き大学教授や前首相の盟友を擁立

イタリアのモンティ暫定首相は、来 月の総選挙で激戦が予想されるロンバルディア州で、武装ガードマンに 守られながら生活している大学教授とベルルスコーニ前首相の盟友2人 を候補者として擁立した。

モンティ氏は10日にロンバルディア州の州都ミラノで記者会見し、 労働市場研究を専門とするピエトロ・イキノ教授とガブリエレ・アルベ ルティーニ元ミラノ市長、欧州議会でベルルスコーニ前首相の代表を務 めたマリオ・マウロ氏を候補者として擁立することを明らかにした。モ ンティ氏は記者団に対し、イタリアの政界にさまざまな人と考え方を徐 々に取り込んでいくことが目的だと述べた。

より多くの民間人の政治参加を目指すモンティ氏は過去に政権に携 わった人物を擁することについて、特定の政治家を排除することは「エ リート主義で間違っており、イタリアの市民社会における典型的な欠点 の1つだ」と説明した。

イキノ教授はベルサニ党首(書記長)率いる民主党に所属。同教授 が提唱する労働市場改革が一部の人々の強い反感を買っているとして、 伊政府が10年にわたって武装した護衛を付けている。アルベルティーニ 氏は市長時代にベルルスコーニ政権に携わった。

原題:Monti Runs Hunted Professor, Ex-Berlusconi Allies in Lombardy(抜粋)

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