日産:「ムラーノ」生産、米国に移転へ-円安でも為替対策続行

日産自動車は来年、クロスオーバー SUV(スポーツ型多目的車)「ムラーノ」の生産を日本から米国に移 す計画だ。同社は為替変動の影響を避けるため、北米での生産拡大を続 けている。

日産が10日発表した資料によると、新型ムラーノの生産をミシシッ ピ州キャントン工場で2014年から開始する。同工場での生産車種はこれ で8モデルとなる。

日産米州部門のビル・クルーガー副会長は資料で、「キャントン工 場にムラーノが加わり、日産は米国で販売する車の85%を北米で生産す る目標に順調に近づいている」とコメントした。

日産は、円が11年に1ドル=75円82銭へと急騰したことを受けて、 北米での生産拡大の動きを加速させた。円は現在88円前後に下落してい るが、日産とトヨタ自動車、ホンダは米国とメキシコでの生産を増やし ている。

日産はキャントンでのムラーノ生産に伴い「数百人の雇用」が必要 になるとしているが、同社広報のトラビス・パーマン氏によれば採用人 数はまだ決定しておらず、生産移転の費用も開示していない。同社ウェ ブサイトによると、キャントン工場の従業員は約5200人。

原題:Nissan to Build Murano SUVs in Mississippi as U.S. Output Rises(抜粋)

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