東電株乱高下、出来高膨らむ-引けにかけ値崩す、一時20%上

東京電力の株価が乱高下した。一時 前日比41円(20%)高の250円まで上昇。出来高は前日の14倍となる2 億4198万株に膨らみ東京証券取引所1部2位。ただ午後2時38分ごろか ら引けにかけて値を崩し、結局、変わらずの209円で取引を終えた。

後場の株価の急落について、日本取引所グループの広報担当・鳥居 夏帆氏はブルームバーグ・ニュースの取材に対し、1つの大きな注文で はなく複数の注文があったとして「異常な値動きでない」と述べた。

SMBCフレンド証券の中西文行投資情報部長は「20%も上昇した ことで、投機筋が単純に利益確定の売りを出した」との見方を示した。

午前中は、大きな材料がない中で急伸する場面があった。東電の広 瀬直己社長が福島第一原発事故の損害賠償支払いの時効を主張せずに期 間を過ぎても賠償に応じる考えを示したと共同通信などが報道。中西氏 は、東電社長の発言で社会的責任を果たす姿勢を示したことで、機関投 資家からの「再評価の余地が生まれた」と指摘した。

--取材協力:. Editors: 淡路毅, 室谷哲毅

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