米トウモロコシ在庫、95年以降で最大の減少か-価格上昇示唆

米国のトウモロコシ在庫が過去17年 で最大の落ち込みを示すとの見方が高まっている。干ばつ被害が政府の 予想を上回っているほか、5カ月間にわたる価格下落で飼料向け需要が 拡大しているためだ。

ブルームバーグがアナリスト26人を対象に実施した調査の平均値で は、昨年12月1日時点のトウモロコシ在庫は前年同期を15%下回り82 億2000万ブッシェル(2億880万トン)と、収穫後の在庫としては2003 年以来の低水準に落ち込んだと推計されている。米ゴールドマン・サッ クス・グループやモルガン・スタンレー、オーストラリアのマッコーリ ー・グループは相場が今年、少なくとも17%上昇し1ブッシェル当た り8.14ドルになると予想している。

干ばつの拡大でシカゴのトウモロコシ先物相場は昨年8月に過去最 高値の8.49ドルに高騰したものの、米国産の輸出が鈍化し割安なブラジ ル産とウクライナ産の代替需要が増えたため、相場はその後、18%下落 した。今月11日に発表される米政府の需給報告では、収穫高の推計が下 方修正される可能性が高く相場が上昇すると、アナリストらは予想して いる。

原題:Corn Supply Dropping Most Since 1995 Signals Rally: Commodities(抜粋)

--取材協力:Tony C. Dreibus.

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