米連邦地裁、トヨタ車のブレーキ問題めぐる集団訴訟を退ける

米連邦地裁は9日、トヨタ自動車の 「プリウス」と「レクサス」の所有者による2010年のリコール(無料の 回収・修理)に関連した集団訴訟を退ける判断を示した。同リコールで は、アンチロック・ブレーキシステム(ABS)に関する懸念を解消す るソフトウエア更新を行った。

カリフォルニア州サンタアナの連邦地裁のコーマック・カーニー判 事は、同州の2010年型プリウスないし同年型レクサスHS250h保有者 を代表する集団訴訟を求めていた4人の原告の請求を退けた。3人の原 告および集団訴訟に加わるとされる人の大多数がこの問題で負傷してい ないことを理由に挙げた。

同判事はまた、1人の原告の訴えも退けるよう求めたトヨタの請求 も認めた。判事は原告の車のABSが「停車に必要な時間と距離を不適 切に伸ばした」ことで負傷はしていないと指摘。ソフトウエア更新後は この原告の車に問題はないと述べた。

トヨタの広報担当、セレステ・ミグリオーレ氏は電子メールで、 「約3年にわたった訴訟で、トヨタが迅速かつ効果的に顧客の懸念に対 応したことを考慮し、集団は存在せず、原告も集団として救済を受ける 資格がないと裁判所が同意したことにわれわれは満足している」と述べ た。

原告の主任弁護士であるカリン・フィッシュ氏に9日の通常の営業 時間外に取材を試みたが、これまでのところ返答はない。

原題:Toyota Won’t Have to Face Prius Brakes Class-Action Suit (1)(抜粋)

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