英中銀:資産購入枠据え置きへ、融資拡大状況を確認-MPCで

イングランド銀行(英中央銀行) は10日の金融政策委員会(MPC)で、追加の景気刺激策を控える見込 みだ。融資拡大を促す新規プログラムが効果を発揮している初期の兆し が出ているためだ。

ブルームバーグ・ニュースのエコノミスト調査によると、キング総 裁らで構成するMPCは銀行に貸し出し拡大を促す「融資のための資金 調達スキーム(FLS)」の進ちょく状況を確認するとともに、資産購 入枠を3750億ポンド(約53兆円)に据え置くと、39人全員が予想した。

英中銀当局者はユーロ圏の危機とキャメロン首相の緊縮策で打ちの めされた経済に強さの兆しを探っているところだ。5カ月前に導入され たFLSは融資基準の緩和につながり始めているが、英経済が再びリセ ッション(景気後退)に陥るリスクも残っている。

ABNアムロ銀行のエコノミスト、ヨースト・ボーモント氏(アム ステルダム在勤)は電話インタビューで、「FLSは経済下支えではる かに直接的な手段だ。FLSは効果が出始めているようで、当局者はこ うした明るい兆しを絶対に見逃さないだろう。現時点では、追加の量的 緩和を実施するとは思わないが、状況が変わることはあり得る」と述べ た。

別の調査によると、政策金利も過去最低の0.5%に据え置かれる見 通し。英中銀はロンドン時間正午(日本時間午後9時)に政策を発表す る。

原題:BOE Seen Refraining From More Stimulus as Credit Plan Assessed(抜粋)

--取材協力:Jennifer Ryan.

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