独VW:マンの残り株式取得を提案へ-商用車部門の統合強化

欧州最大の自動車メーカー、フォル クスワーゲン(VW)は、出資先の同国トラックメーカー、マンの残り 株式を取得することを提案する。マン経営権の完全掌握が狙い。

VWの9日の発表によると、同社はすでにマンの議決権株 式75.03%を保有しているが、支配契約の締結を目指し、マンの取締役 会と協議を開始する。9日の終値に基づくと、マンの残り株式の価値は 約32億ユーロ(約3700億円)。

VWはボルボやダイムラーを上回って大型トラック生産で欧州最大 手の地位に立つため、同社の商用車部門とマン、傘下のスウェーデンの トラックメーカー、スカニアとの統合強化を進めている。合意が完了す れば、VWは同社事業にマンを完全統合することが可能になる。

ノルトドイチェ・ランデスバンク・ギロツェントラーレのアナリス ト、フランク・シュウォプ氏は、「VWは段階的に持ち株を約98%~ 約100%に引き上げていくだろうが、少数株主を完全に追い出すような ことはしないだろう」との見通しを示した。

原題:VW Offers to Buy Out MAN SE Investors to Push Truck Integration(抜粋)

--取材協力:Dorothee Tschampa.

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